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木下寛子「学校の時間」

海が見える小学校で勉強したり遊んだりして過ごす毎日って、どんなものなのだろうね――
こんな問いかけに誘われて始まった小学校のフィールドワーク。その小学校で出会ったのは、ありふれていて見過ごされがちな日々の、意味にあふれる一瞬一瞬だった。かつて過ごした学校という場に割り切れない思いを抱く人、懐かしく思い出す人、そして今、その真っただ中を生きている人に。学校の世界を訪ねなおす旅へと誘うフィールドエッセイ。

著者略歴

  1. 木下 寛子

    きのした ひろこ
    神奈川県横浜市生まれ、山口県育ち。九州大学教育学部卒業、九州大学大学院人間環境学府博士課程単位修得退学。2017年に学位論文「小学校の日々から始まる雰囲気の解釈学現象学」で博士(人間環境学)(九州大学)。現在、近畿大学九州短期大学准教授。専攻は環境心理学。学部2年次からのフィールドである小学校での経験から、雰囲気や風土、学校の世界を問うことを研究の主題にしている。主要論文に「雰囲気が言葉になるとき」(質的心理学研究、2017年第16号)、単著に『出会いと雰囲気の解釈学――小学校のフィールドから』(九州大学出版会、2020)。分担執筆に、「マイクロ・エスノグラフィー:私たちが生きる世界を訪ね直す方法」(木戸彩恵・サトウタツヤ 編『文化心理学――理論・各論・方法論』ちとせプレス)、「異人の目」「研究日誌」など5項目(能智正博 編集代表『質的心理学辞典』、新曜社、2018)など。『学校における自殺予防教育プログラムGRIP―グリップ―』(川野健治・勝又陽太郎 編、新曜社、2018)ではGRIPのカード教材「KINO」のイラストのほか書籍の装画・挿画も担当。

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